胆汁分泌のしくみと働き
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胆汁は肝臓でたえず生成され、一日に約500から1200mlも分泌されます。そして、総胆管から胆のう管を通り、胆のうにおいて一時貯えられます。
ここで、胆汁は1/6〜1/10にまで濃縮され、食物が胃から十二指腸に送られてくると、ホルモン等の働きにより胆のうから十二指腸に分泌されます。
胆汁は97%〜98%は水で、残りの2〜3%は電解質、蛋白質そして胆汁酸(塩)等から構成されます。
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胆汁酸(塩)の働き
十二指腸に分泌された胆汁そのものには、食物を消化する働きはありません。しかし、膵液・腸液の酵素の働きを促進させ、脂肪が消化されて腸で吸収される際に間接的な役割を果たしています。
この様な胆汁の主な働きは、その中に含まれている胆汁酸(塩)によるものと考えられています。
そこで胆汁酸(塩)の働きをまとめてみますと・・・
1)脂肪の消化・吸収促進
胆汁酸(塩)には強力な界面活性作用があり、脂肪等を浮化して(脂肪等に対して)膵液が働きやすくします。この様な働きで脂肪の消化・吸収を促進させています。
2)胆汁生成を刺激
胆汁酸(塩)は腸管から吸収され、再び肝臓にもどり、胆汁生成を調節しています。
3)瀉下作用(多量)
軽度の下剤として作用します。
4)腸管内腐敗の防止
整腸殺菌の作用があります。
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5)排泄作用
胆汁色素・ホルモン・コレステロール・薬物・毒物等を排泄します。また、胆石の生成を防ぐ働きにも関与しています。
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